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みなさんは、「中国」と聞くと、どんなイメージを持っていますか? 中国は日本の隣にある大きな国です。もしかしたら、テレビや新聞、または学校の授業で中国のことを勉強したかもしれませんね。でも、自分たちと同年代の子どもたちが、どんな所に住んでいて、どんな生活をしているのかを知っている人は、少ないのではないでしょうか。
今回、この教材を作るにあたって、みなさんに、まず中国の教育状況について知って欲しいと思いました。中国での義務教育は、日本の子どもたちと同様に9年間あります。ところが、一部の子どもたちは9年間の義務教育でさえ受けることができません。なぜなら、中国では都市と農村の格差はまだ大きく、都市の生活は豊かになっても、農村の生活はまだまだというところも多くあるのです。そうなると、子どもを学校に行かせるお金がなかったり、子どもが働くという状態が生まれます。日本の子どもたちの義務教育制度に比べると、中国ではもう一歩というところです。そして、同時に、中国国内においても、都市と農村の差があることを理解してもらいたいと考えました。一方、都市の学校では非常に進んだ教育設備が整っており、受験競争にも大変厳しいものがあります。また、一人っ子政策のもとで育った子どもたちには、何でもほしいものがそろっているという状況もあります。
この「文化の箱」では、中国の子どもたちの日用品から伝統工芸品まで入れてあります。実際に手にとって、自分たちとどこが一緒でどこが違うのかを考えてみてください。また、この文化の箱とは別
に、「フォトランゲージ」と呼ばれる教材も作成しました。中国の都市と農村の様子、学校の様子を写
した写真がたくさんあるので、ぜひ見て感じたことを心に留めてください。また、日本のみなさんは、このような教材を通
して、外国を知り勉強できるチャンスがあります。それは、同時に自分の国についても考えるきっかけになると思います。みなさんには、ぜひこの環境を生かして、いろんなことにチャレンジして欲しいなと思います。これからも、いろんな角度から中国を、そして世界を見て、感じて、考えて欲しいと願っています。
(申 荷麗) |
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